こんにちは!ネットビジネスカフェのぎーさんです。
今回は「自己肯定感」について書きます。
自己肯定感は高い方が、人生がより豊かになります。仕事でも副業でもいざというときに強いのは、自己肯定感の高い人です。
この記事では、自己肯定感の低い人が、自信を取り戻し、自己肯定感を高めるためにできることを書きます。
自信と自己肯定感の違い
よく似てる言葉で「自信」があります。
でも、言葉ごとに少しニュアンスに違いがあります。
自信は「自分の経験やステータスを根拠にした感覚」で、自己肯定感は「根拠がなくても自分そのものを肯定できる感覚」のことを言います。
自己肯定感が高い人の特徴
- 人間関係を良好に築ける
- 主体的
- 立ち直りが早い
- 努力を継続できる
人間関係を良好に築ける
自己肯定感の高さは、自分も他人も、存在そのものを肯定できる大らかさに現れます。
もめ事我起きても、自己肯定感が低いと相手に壁を作ってしまって分かり合えないのに対して、自己肯定感が高いほど「きっと分かってもらえる」と考えて堂々と振る舞えます。
意見の相違があっても、相手の存在も肯定しているので、和解する能力に長けています。だからその親しみやすく落ち着いた印象から、いろんな人と良好な人間関係が築きやすいのです。
主体的
自己肯定感の高い人は、自分の価値を他人の評価で測っていません。
そのため、評価を得たい相手に執着したり、振り回されたりしにくく、自分で考えて行動する傾向があります。
周りに認められたい、評価されたい
それによって自分の欲求を満たしたいとは思っていないので、仕事選びでも「有名企業で働きたい」「肩書きが欲しい」とステータスを追いかけるよりも「この仕事がしたい」「この企業が好き」いう自分のものさしを大切にして決める傾向があります。
立ち直りが早い
自己肯定感とは「根拠がなくても自分そのものを肯定できる感覚」。
なので、自己肯定感が高い人とは、良い意味で根拠がなくても「自分なら大丈夫!」
と思える人のこと。
落ち込んだ時にも、障害にぶつかった時にもそうして良い意味で楽観的なので、立ち直りが早くいられます。
努力を継続できる
何かを極めたいと思って努力する時、うまくいかないと「こんな自分ではダメだ・・・」と思うことってありませんか?
自己肯定感の高い人の強さは、うまくいかなくても「できなくてもOK。もっと上手くなれたらいいな」という楽観性が、結果的に自分の夢や目標を実現させる強さでもあるところです。
これも、「自分ならできる」っていう根拠がなくても自分の中に安心感が土台にあるからです。
自己肯定感が低い人の特徴
- 自分にも他人にも厳しい
- 消極的
- できないことが気になる
- ストレスに晒されやすい
自分にも他人にも厳しい
自己肯定感が高い人に比べて、低い人は、自分の価値を他人や社会の評価で測りがちです。
自己肯定感が低いからこそ、自分を肯定するために、自分に対して厳しい条件を課すクセがあり、それは他人に対しても課してしまうクセがあります。
人との言い争いも、他人から違う意見を出されたら「自分の存在すら否定されている」と感じやすいのです。議論の場で、はっきりと声を大にして反対意見を述べている人は、自己肯定感が高いように見えるかもしれませんが、実際はその逆であることが多いです。
消極的
自分の価値を低く考えすぎているゆえに・・
「失敗したらもう自分には価値がない」と思いがち。
失敗すると自己肯定感の高い人よりもかんたんには立ち直れないので、“はじめから失敗しない”ためにチャレンジしない選択肢を取ることがあります。
この感情が足枷になり、なかなか行動することができません。
よく、男女問わず「本気出したらオレはすごいんだ」みたいなことを、言葉だけは発しているのに実際には行動を起こしたことがない人っていませんか?
これも、自分の成功の可能性だけを一生持ち続けたいけど、失敗して取り返しのつかない自分になることへの恐怖があり、自己肯定感の低い人の特徴です。
さらに消極的なままだと、他人の意見に流されやすいので、失敗すると「あれのせいだ、お前のせいだ」と他人に責任転嫁するクセがあります。
できないことが気になる
「失敗とは恥ずかしいことでダメな人間の象徴である」という価値観があるので、未来に対して希望よりも不安を感じやすい傾向があります。
失敗したらどうしよう
あの時みたいになりたくない
こういう過去を引きずったり未来に対して不安の方が募ったりしていると、「今やっていることに意味はあるのか?」という発想にも繋がり、目の前のことに集中できないことも・・・。
ストレスに晒されやすい
ここまで見ただけでもわかることですが、自己肯定感が低い状態とは
「繊細な人なんだ」と言えばちょっぴり聞こえが良くなりますが、このままだと精神的な負担が常にすごく高いのがわかりますよね。
自己肯定感を高める!
まず、「自分は自己肯定感が低い・・ダメな人間なんだ。高めないといけないんだ」という呪いを捨てます。
自己肯定感とは「根拠がなくても自分そのものを肯定できる感覚」でしたね。そんな自分を受け入れるのがベースになります。
その上で、自己肯定感を上げるためにできる身近な方法。
1: 自分のことを褒めてくれたり、認めてくれたりする人と積極的につるむ
相手は自分の鏡です。
それと同じで、自分は相手の鏡です。
自己肯定感が低いと感じている人がひとりで心がけるだけでは、改善にはちょっと無理があるので、自己肯定感の高い人を頼ります。
他人を褒める時に口にする言葉は、実は自分を褒めることにも繋がっています。だから、褒め上手は自己肯定感の高い人でもあります。
逆に褒め方がワンパターン化している人は、自己肯定感が低いのです。
自分のことを褒めてくれる人に出会い、それが自己評価と合致すると、人はそれだけで自信に繋がります。
他人のことを褒められる人と積極的につるんで、自分もその特徴を会得していきましょう。
2: ネガティブ発言を控える
でも、だって、など。
あと「すみません」
すみませんって便利な言葉だから使ってる人多いですよね。
何か手伝ってもらったら「すみません、有難うございます」
上司と話していたら意味なく「すみません」
仕事の電話口で「すみません、失礼します」
このように咄嗟に「すみません」が口癖になっている人は注意して外してみてください。
これまでの環境からへりくだる言葉使いに慣れてしまっているのだと思うのですが、これも自分の中で自分の価値を低く見積もってしまうある種の呪いになります。
「すみません」がない方が、意見がストレートに伝わる言葉は多いはずです。
3: 小さな成功体験を積み重ねる
根拠もなく「自分なら大丈夫!」って思えるのは、自己肯定感の高い人の特徴で書きました。
でも、根拠のない自信ってなかなか難しいですよね。
なら「自分なら大丈夫!」って思える根拠を積み重ねて、自分への自信を高めることが、結果、自己肯定感を高めることにも繋がります!
注意点は、自己肯定感が低い人ほど、自分に厳しい課題を課してしまうので、厳しすぎて達成できずまた「自分はダメだ」という沼にはまるかもしれません。だから、実現可能なかんたんなことを増やします。
例えば、「時間を守る」「人に会ったらしっかりと挨拶する」など、心掛けさえできれば、誰でもできる成功体験からするのが良いです。
副業に関しても同じで、ゼロからならば、難易度が低いところから責めます。
自己肯定については個人的にオススメの著書があるので掲載しておきます↓
上下巻あるのでボリュームありますが、文庫版があるので手軽には読みやすくなっています。
自己肯定に関して以外にも書かれていますが、一回は読んでおくと結構勉強になります。
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