こんにちは！ネットビジネスカフェのぎーさんです(^^*)
ネットショップ、またはフリマアプリを使って商品をこれから売っていこうと考える時、運営者としては「何を売りたいか」より「利益どのくらい取れるか」の方が気になるのではないかと思います。
メルカリで例えてみましょう。
たとえば
Aの商品は、仕入れコストが500円。
販売金額1500円なら、
1500円×0.9＝1350円が売り上げ。
純利益は850円になります。
一方でBの商品は、
仕入れコストが1000円。
販売金額4000円なら、
4000円×0.9＝3600円が売り上げ。
純利益は2600円になります。
これは、Aがプチプラ、Bが付加価値などを売りにした商品です。
で、もし
Aのような商品は月間で約59件売る必要があります。1日2件くらい。
Bのような商品は月間で約19件売る必要があります。1〜2日に1件くらい。
件数差は月間で40件もあるので、これだけを見ると「Bの方が良い！」と思うかと思います。
AよりBの商品を売った方が、梱包発送数が少ないので。
しかし、大体は「プチプラ」とか「お得」を売りにした方が、売れるまでの難易度が低いので、すぐにお金が必要とか、すぐに利益が必要な場合は、Aの商品を売るべきだと思います。
一方で、3ヶ月、半年といった準備期間を作ってしっかり売り方を模索し続ける気があるから、Bの商品が良いですよね！
となります。
この判断をするためには…
- キャッシュフロー
- 在庫管理のキャパ
- 使える時間
などなど、色々と自分の現状を踏まえる必要があります。
「今すぐ稼がないとヤバイ」くらいキャッシュが回っていないのか余裕があるのか、何百種類も商品を置くことはできないのか、1人で運営しているので売れれば売れるほど梱包が忙しくなっては困るのか等…
人によって状況が異なりますよね。
取り扱い商品を考える時には、同時に自分をとりまく現状の棚卸しが必須！
ひとり運営者の悩み
私は現在、Bのような商品を売っています。きっかけは「提供したい」製品があったからですが・・・
- ひとり暮らしだから、売り物を大量保管はできない
- 全てひとりでやってるから、なるべく利益が高くて梱包数が少なくても良い状態にしないと、梱包で他の仕事に手が回らなくなる
というのも踏まえないといけません。
私の知り合いには、プチプラを売りにして1日10万円の売上を立てている方がいますが、1商品あたりの平均単価は、平均で2000円くらい。
それだけでザックリ計算しても10万円売ると…
100000円÷2000円＝販売件数50件 です。
でもその方は、別の仕事で数人パートさんを雇っていて梱包も任せているので、ご本人は梱包発送をやっていません。
しかし、ひとり運営者は、この1日50件の梱包を自分1人でやることになります。。。
せめて…せめてまとめ買いの人がいてくれれば…もうちょっと少なくて済みますし、1日50件、できないことはないんですが…これでは1日の大半が梱包発送作業に…。
ひとり運営者は・・・梱包発送以外に、お金の管理、商品リサーチ・仕入れ・管理、新規出品、SNSや集客の開拓・実践など、、、売上を立てるためにやるべきことは、他に沢山あります(T_T)
私は、プチプラファッションのアパレルEC企業で5年働いた経験から、この「梱包発送地獄」を目の当たりにすることが多かったので・・・
当時から、ひとり運営でこのプチプラ大量在庫戦略で売っていくのは無理だな・・・と思っていました。
自分の条件に合致するものは自ら見つける
プチプラの方がすぐ売れやすいけど、売れたら売れたで、梱包地獄になるし・・・かといって、高価格商品は仕入れ価格が高いから、仕入れに失敗した時のダメージが凄いよな。。。。
と、私は会社員時代にそんなことを思いながら「じゃあどうしたらいいの？」の答えが見つからず、なかなか売る商品も見つからず、ただ時間だけが過ぎていきました。
その頃に、人に話して知ったのが、無在庫転売でした。
転売は、リスクを犯さなければ初心者でも稼げる
商品を売る時につきまとうのは、
ですよね。
リサーチに時間をかけたのに、失敗して売れないものを仕入れてしまった…。
商品を扱うビジネスなので、これは絶対に起こり得ます。「売れない」と分かったものは損切りしていきましょう。
関連記事↓
転売の不良在庫はどうしたらいい？売れない在庫を作らないために
でもこれが複数回続くと、今度は・・
ともなってきて、ネット販売で稼ぐのを早々に諦めてしまう人も…。
なので、初心者だったら最初にぜひおすすめしたいのは、無在庫転売で仕入れのリスクを負わないことです。
有在庫で、仕入れに失敗しないことなどあり得ません。
だけど、それを承知でガンガン試行錯誤できる人は、仕入れ資金をそこそこ用意できる・する覚悟のある人に限られてしまいます。
お金の体力がない初心者の方は、無在庫で仕入れのリスクを回避しながら、売れる商品を学びつつ、梱包発送も任せてしまう。
スキルアップを低リスクで得ながら、稼ぐという、なかなか良いとこ取りする手法です。
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商品決定は現状把握から
いろいろと書きましたが、商品カテゴリや路線を決めるには、
キャッシュフロー、在庫管理、使える時間
など、色々と自分の「現状」を踏まえる必要があります。
今すぐ稼がないとヤバイ時に大きなリスクは負えませんし、ひとり運営者は他の仕事する時間も考えないといけません。
自分の今の状態を棚卸しして、今より正しく把握することができたら、どの商品でいきたいのか？の判断は絞られていくと思います。
