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Amazon相乗り転売は稼げない?副業には向いてないと思った理由

こんにちは!ネットビジネスカフェのぎーさんです(^^*)

最近、個人ネットショップが好調になり、ようやくこの話題を書く気になりました。

Amazon相乗り転売って実際どうなの?と思ったことありませんか?

この記事では、Amazonの相乗り転売やってみようかな?って迷ってる方に、相乗り転売の注意点やメリット・デメリット。副業ではおすすめしない理由を、経験者として紹介します。

おすすめしないというのは、私のような人には向いていないという意味なので、反対にどういう方にはおすすめなのかも書きますね。

相乗り転売を始めた経緯

2年くらい前でしょうか。

私は前々から、本業の傍ら、個人ネットショップでも収入の柱を作りたいなあと考えていました。

そのときネット検索をして偶然参加したとある物販塾のWebセミナーに参加し、AmazonのFBAという仕組みを始めて知ったのです。

FBAとは
フルフィルメント by Amazon の頭文字を取った略称。Amazonの倉庫や配送システムを借りることで、出品者は仕入れた商品をFBA倉庫に送れば売れた後の梱包発送は勝手にやってくれるという仕組み。

この仕組みを初めて聞く人は、なかなか画期的なものだ!とすぐに感じられると思います。

商品を仕入先からFBA倉庫に送れば、あとは既に売れてる商品ページに乗っかるだけでページ制作も不要なのに売れる仕組み。

なので私は、この仕組みをマスターして稼ぐべくその物販塾に、60万円一括払いをしてスタートしました。

「高っ」と思う人もいる気がしますが(確かに、内容にしては高かったかなw)、すでに体系化されたビジネスで稼ぐには、成功者の真似をすることが、結局、結果を出す一番の近道ということを、私はこれまでの副業ビジネスで身をもって経験してきたので、成功率ゼロの独学で何年もかける気はありませんでした。

目先のお金が高いとしても、独学であれこれ時間をかけるより、その無駄な時間を買い取りたいという気持ちが上だったのです。

相乗り転売の良い点・悪い点

Amazonの相乗り転売は、結論から言えばちゃんと稼げます。

Amazonの大口出品アカウントと、Keepaという有料リサーチツールを使えれば、月額6000円くらいはかかっても、全くの知識ゼロから3ヶ月で月売上7万円くらいになったので、決して悪くはなかったです。

経験すると、同じ方法で稼いでいるセラーのアカウントがAmazonを見ているとすぐ分かるのですが、相乗り転売だけで月20万円くらいは稼いでいる人も結構いると思います。

私がやってみて感じた良い点と悪い点を、それぞれ以下にまとめます。

良い点①在庫スペースを全く気にしなくて良い

ネットショップで稼ぎたいなと思った時に、最初に壁になりやすいのが在庫置場です。

一人暮らしではそんなに商品を置くスペースがなかったり、実家の場合は家族が「そんなの置かないで」と言われて商品を置くことができなかったり。

それをまとめて解決するのがFBAという仕組み。在庫を預けて売れたら発送までしてもらえるので、個人事業者がまとまった数の商品をネット販売するのにとても優しいシステムです。

在庫置場を気にしなくてもいいので、商品サイズも気にしなくてもOK。

良い点②既に売れてる商品ページに相乗りするだけなので、ページ力が無くても売れる

ネットショップで重要なのが、商品ページ。

お客様に、商品を手に取らずに購入していただくためには、商品ページで「買ってみよう」と思わせないといけません。なので、ここにお金や時間をかけて力を入れているお店ばかりですが、相乗り転売の場合、すでに毎月Amazonで売れまくっている商品ページに乗っかるだけなので、ページ制作不要で商品が売れていきます。

良い点③外注まですれば放置でお金が稼げる

では、相乗り転売では何に時間をかけているか?というと、売れる商品のリサーチです。

Amazonで毎月売れている商品ページをKeepaのデータを元に大量に探し、そのデータに基づいて仕入れる。

それ以外はFBAが勝手に発送までやってくれます。

しかし、実はこの商品ページのリサーチも、簡単にマニュアル化でき、商品リサーチ経験の無い人に任せることが可能です。

資金ゼロの最初からすることはできませんが、ある程度キャッシュが回るようになったら相乗り転売は外注化する人が多いです。ここを外注化できると、探してもらった商品を月1か数回、仕入先からFBAに送るだけで毎月勝手に売上が立つことが可能になります。

悪い点①在庫スペース不要だけど在庫は確実に抱えている

悪い、というか、注意点ですね。

FBAは、在庫スペースを抱えなくても良い画期的な仕組みですが、在庫を抱えていない訳ではありません。

倉庫をAmazonにお借りしているだけなので、売っている在庫の所有者はあくまで自分です。

クレジットカードで例えると分かりやすいかと思うのですが、クレジットカードって決済がカード1枚でスマートに決済できるので、現金決済よりかなり便利ですが、その反面、使いすぎないように気をつけてる人が多いと思います。

使いすぎたら2ヶ月後くらいにドカンと引き落としされますから^^;

それと同じで、在庫を自分が抱えないくていいんだ!やったー!って勢いだけで仕入れまくれば、目の前には無いけれど、AmazonのFBA倉庫には確実に自分の仕入れた商品が積み上がっています。

売れない商品は画面上で廃棄依頼することもできますが、廃棄にはもちろん費用がかかります。

私は、そう考えると普通に無在庫転売で稼ぐ方が気楽で良いな〜と思ってしまいました。。。w

悪い点②相乗りに失敗すると出品停止を食らう

Amazonの相乗り転売は、既に売れていて販売力のある商品ページに乗っかって稼ぐ方法ですが、このとき必ず、逆に商品ページに相乗りされている人が存在します。

商標登録しているものやオリジナルパッケージを扱っている商品ページには当然相乗りできませんが、これらを見逃して相乗り出品してしまうと、相乗りされた人から通報されてAmazonから強制的に出品停止を宣告されますw

私も、ちょこちょこミスって知らない間に出品停止された商品が何個かありました。

このように、オリジナルで商品ページを作らない場合は乗っかるページを選ばないと売ることができなくなるリスクが付きまといます。

悪い点③単調で作業に進化がない

ここまで読んでくださった方は、Amazonの相乗り転売は、未経験スタートでも早期に稼げる可能性が十分あることが分かっていただけているかと思います。

Amazonのリサーチ方法も仕組みが分かればあとはパターンなので、文字通り単純作業でお金が稼げる仕組みとなる訳です。

しかし・・・この作業ルーチンが、私には合いませんでした。。

私はこの方法で月30万円以上稼ぎたいと最初は思いましたが、相乗りでそれだけ稼いでいる人の出品数って100〜200点以上あります。

私が参加していた物販塾では「リサーチした商品のうち、100件中1〜2商品、きちんと売れる商品があれば良い」と言っていました。

つまり、毎月10万円以上稼ごうと思ったら、毎月何百以上の商品リサーチを繰り返す必要はある、ということです。

これを「それだけで稼げるなんて良いじゃん!」と思える方は、相乗り転売を継続して稼げる人だと思います。

しかし私は、それを頭の中で計算した時、「この単調な作業を毎月そんなにやって10〜20万円か・・・」と思ってしまいました。

相乗りを副業としておすすめしない理由

ここまで、相乗り転売をやった結果知った良い点と悪い点を振り返ってきました。

その上で、相乗り転売はサラリーマンやOLの副業には向いてないのではないか?と思った理由をまとめます。

1.副業だと外注してる余裕がない

相乗り転売の商品リサーチは、最終的に誰かに外注することができると、さっき書きました。

確かにそこまで行ききれると、外注さんが上げてくれるリサーチ商品を仕入先からFBAに送る作業だけで毎月売上が立ちます。

でも、そこまで行くには、必ず自分がリサーチを習得することと、外注さんを育成することが付きまといます。

リサーチ力をつけることは自分次第なので、まあ、やれば良いのですが、外注さんの育成は、サラリーマンやOLの副業としては、時間的にも金銭的にも荷が重いです。

実際、リサーチを外注している方々からノウハウを教えてもらいましたが、外注化している人はみんな既にそれぞれオーナー業を営んでおり、傍らでサラリーマンやOLをしている人ではなかったのです。

この相乗り転売を、将来的に自分の事業としてやっていく気があるのなら、外注さんを巻き込むことも考えるべきですが、片手間の副業で外注は正直考えたくないです。

そうなると、毎月膨大なリサーチ作業から逃げることはできなくなるのです。

2.リサーチミスが積み重なると廃棄費などが気になってくる

何事も失敗はつきもの。

相乗り転売でも、初めはみんな商品リサーチでミスをします。

さっき、FBAの倉庫には確実に自分の在庫が積み上がっていると書きましたが、そのまんまで、ミスったものが「ミスった」と分かるのは、FBA倉庫に商品が入って販売開始した後のことです。

まあ、ミスったものはさっさと廃棄して次に行くしかないのですが、廃棄費は勉強代だと受け入れ、次に活かしていくほど副業に時間やお金が割けるのか・そこまで相乗り転売に固執できるのか?という問題が、副業としては存在すると考えます。

相乗りが向かない職業

稼げないわけではないけど、面白みがなくて続けられない

というのが、私の感想でした。

やろうと思えば今からでもできないことはないですが、何だかやりたいと思えない。そんな感じです。

これは、私が

  • 何かをゼロから作る仕事が好き
  • 稼ぐ金額と同じ位、「何をして稼ぐのか」を大事にしている

というのも関係あると思います。
なので、各種デザイナー・技術職タイプの人は、この単調さに嫌気が差すかも。。。

相乗りやるなら無在庫転売をやる

相乗り転売するなら、私は無在庫転売をやりますし、お勧めします。

在庫を持たないし、発送してもらえる、というのは同じで、在庫は取引企業持ちというのが気軽で、副業としてはこっちの方がサクッと手軽にやれて稼げる感じがあります。そして、とにかく膨大なリサーチ作業は任せることができるのも大きい。

よければ参考にしてみてくださいね!

参考記事↓

初心者にやさしい無在庫転売とは?稼ぐ仕組みを解説します! 転売を無在庫にしたらメリットしかなかった【販売履歴も一部公開!】